エネ環ダイジェスト


エネ環ダイジェスト エネルギージャーナル社

(2008.11.20 週刊「エネルギーと環境」より)

タケエイ、住化、損保ジャパン等「エコ・ファーストの約束」

 近畿環境興産、三洋商事、タケエイ、住友化学、全日空、損害保険ジャパン、ダイキン工業、電通、東京海上日動火災保険、日本興亜損害保険の10社が11日、斎藤環境相と「エコ・ファーストの約束」を結んだ。これで同約束を結んだ企業は計21社になった。前記の3社はいずれも廃棄物・リサイクル企業で、いわゆる静脈関連産業からは初めてのケースとなった。また保険や広告関連企業も今回が初めて。
 「エコ・ファーストの約束」は企業が環境相に京都議定書の目標達成など自らの環境保全活動を約束。環境大臣からは、「エコ・ファースト・マーク」の使用が認められる仕組み。


大ガス・双日の1.6万kW風力、和歌山・広川町で運開

 大阪ガス子会社のガスアンドパワーインベストメントと双日が共同出資した広川明神山風力発電所(和歌山県広川町)が、11月11日に運転開始した。同発電所は発電容量1.6万kW(1000kW×16基)で、発電機は三菱重工製を使用。想定発電電力量は4100万kWh/年で、CO2削減効果は3万t/年と試算している。電気は、大阪ガスを通じて、同社も出資するエネットにRPS法の新エネ相当量も含め全量売却する予定。なお、同施設は4月にRPS法の新エネ設備の認定を受けている。


JOGMEC、カナダでのウラン共同探鉱を開始

 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は13日、カナダで新規のウラン共同探鉱を開始したと発表した。「海外ウラン探鉱支援事業」の一環。4年間で600万カナダドル(約4.8億円)の探鉱費用を負担し、プロジェクトの50%の権益が得られる。共同探鉱の相手方は同国の炭鉱会社タイタン・ウラニウム社。調査対象のボーダーブロック地域は同国サスカチュワン州の北部にあり、18の探鉱鉱区がある。タイタン社による物理探査結果から有望な徴候が複数確認されている。


J-VER認証運営委員会を設置して申請受付開始

 環境省は14日、「オフセット・クレジット(=J-VER)制度」の運営機関となる「J-VER認証運営委員会」(座長;平石尹彦・(財)地球環境戦略研究機関理事)を設置して、同制度の運用を開始した。17日から「気候変動対策認証センター」で、申請の受付を開始した。
 認証運営委員会では、J-VERの発行を認める対象事業リストや方法論等の設計から、実施者による申請→審査・登録→検証報告書の認証→クレジット発行とその管理に至るまでの制度運営を担う。これら全体スキームと、各工程における取組み内容等を規定した関連文書が11日に概ね決定されていた(先週号参照)。
 対象事業は当面「化石燃料から未利用林地残材へのボイラー燃料の転換事業」だけとなるが、順次拡充を進める。優先課題として、「森林管理および新規・再植林による吸収源対策」「グリーン電力証書のプログラム認証」の二つを先行して進める考え。
 また、環境省は同日「クレジット創出モデル事業」の公募を開始、その成果を対象プロジェクトの追加に反映させていく考えだ。


「温暖化影響観測の最前線」テーマにWS開催へ

 環境省と気象庁は12月11〜12日、東京・千代田区のKKRホテル東京で、「統合化された地球温暖化観測を目指して −温暖化影響観測の最前線−」を主題にしたWSを開催すると発表した。11日は上記テーマの公開講演会を開催。12日は「陸域炭素循環観測と生態系観測の連携」を課題に分野間連携のWSを開く。定員はそれぞれ200人と100人。どちらも入場無料だが、参加希望者は事前に、温暖化観測推進事務局のHP(http://occco.nies.go.jp/081211ws/index.html)を通じ登録が必要。


「バイオマス利活用の促進連携施策2008」報告会開催

 来月8日、「バイオマス利活用の促進に向けた連携施策2008」をテーマとした内閣府主催の報告会が開かれる。関係府省の連携強化と、重複する関連施策等を排除する総合科学技術会議主導のもと、バイオマスの実用化から普及に向けた研究技術開発、地域循環システムの構築、規制緩和などについてプレゼンの予定。
 プログラムは、「バイオマス利活用技術開発トピックス」「バイオマス連携施策群・補完的課題」「バイオマス利活用施策」「パネルディスカッション」の四部構成。時間は午前10時〜。詳しくは、03-3595-6206(科学技術振興機構)まで。


エコプロ大賞に薄膜太陽電池やクリーンディーゼル車

 エコプロダクツ大賞推進協議会(近藤次郎会長)は12日、「第5回エコプロダクツ大賞」の審査結果を発表した。エコプロダクツ部門は、「経産大臣賞」…薄膜太陽電池モジュール(シャープ)、「国交大臣賞」…クリーンディーゼル乗用車「X-TRAIL20GT」(日産自動車)、「環境大臣賞」…省電力サーバECO CENTER(日本電気)など4件が選定された。一方、エコサービス部門は「経産大臣賞」…エコストアシステム(三洋電機)、「環境大臣賞」…遠隔省エネチューニングサービス「省エネ当番」(ダイキン工業)など3件の大臣賞が決まった。
 これら表彰式は12月11日、東京ビッグサイトで開催される「エコプロダクツ2008」で行われる。





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